エンディングノートを作成してみませんか。
エンディングノートとは、生前のうちにご家族などの大切な人に直接いえなかった感謝の気持ちや自分の履歴、資産状況、死後に発生する遺産相続や葬儀・埋葬など、さまざまな情報を自身が元気なうちにあらかじめ遺しておくノートのことです。
エンディングノートに、ご自身の様々な情報を記入していくうちに、これまでにやり残したことが見つかり、それを実行に移していくことで、これからの人生をより充実したものにすることはできます。これは大きな利点です。
遺言書と違い法的効力はありませんが、手軽に作成することができますし、費用もほとんどかかりません。
まだ遺言書の作成は必要がないとお感じの方も、エンディングノートなら気軽に始められるのではないでしょうか?
エンディングノートの必要性
厚生労働省の「簡易生命表(令和4年度)」によると、男性の平均寿命は81.05歳、女性は87.09歳で、令和3年度と比べて男性は0.42年、女性は0.48年下回りました。
健康寿命を見てみると、令和元年では男性は72.68歳、女性は75.38歳となっています。
ご自身の年齢を考えてみると、今は問題なく生活ができていますが、上記の数字を見てみると健康でいられる時間や残りの人生に限りがあることがわかります。
人生の終わりについてはあまり考えたくないことですが、人生の締めくくりは非常に大切なことです。
自分の人生のフィナーレがいつになるかはわかりませんが、今元気な時にフィナーレに向けて、心にゆとりを持てるように備えてみては、如何でしょうか。
エンディングノートを作成した後、さらに一歩進める気持ちになられて遺言書の作成や死後事務委任契約をお考えになった場合は、行政書士松田浩行事務所へお気軽にご相談ください。